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希望に満ちた地域を目指して

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希望に満ちた地域を目指して

東地区地域づくり協議会会長 米山恒夫

 東地区地域づくり協議会は、平成19年10月、地域コミュニティの充実を図るため、市主導で設立されました。当初は生活環境保全のための小規模な土木工事や、公民館の分館的な役割を担っていました。

 その後、人口減少社会や少子化の問題が声高に論じられるようになると、地域での心豊かな生活、つまりこの里山で暮らす共通の財産を幸福論として位置づけ、それをベースに活性化ビジョンを策定することとなりました。地域の指針を決めておく必要があったからです。令和元年10月のことです。

 ビジョンの策定はコロナ禍とも重なり2年半の歳月を要しましたが、令和4年3月に完成しました。このことが転機だったと思います。地域づくりの戦略と戦術が、ぼんやりと見えてきたからです。

 地域の気持ちを一つにするため、新たな活動がスタートしました。みんなの食堂、新米まつり、スイカ祭り…、イベントが連発で行われることとなったのです。

イベントには大勢のボランティアさんが加わり、管内の小学校ともうまくコラボすることができました。今では大きな財産となっています。こうしたイベントを通じて、地域に対する誇りや郷土愛が少しずつ芽生えてきたような気がします。

 もう一つ重要なことは、若くて活動できる人材を確保することです。市のご支援をいただき、集落支援員と地域おこし協力隊員を確保することができました。加えて、活動の拠点として、「里山会館ほっか」を借用することができました。この「ほっか」を、心地よい地域の居場所として、内外に向けたエネルギーの発信の場として、活用したいと考えています。

 何よりも重要なことは、この里山で暮らす価値観を共有することです。その一方で、それぞれの個性やライフスタイルを尊重し、共存できる地域社会を目指すことだと考えています。そういう環境が整って初めて、人口減少や少子化の問題に取り組めるのだと思います。今後も、里山での希望に満ちた地域づくりに鋭意対応してまいりますので、引き続き、ご理解、ご協力をお願いいたします。

ベントケジュール

クセス

〒949-7231

新潟県南魚沼市茗荷沢268
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東地区地域づくり協議会

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