後悔を先に立たせてあとからみれば杖をついたり転んだり

ナチス映画四部作の最後、「ヒトラー最期の12日間」、録画してあったのを観る

「帰ってきたヒトラー」は関脇、「アイヒマンを追え」、「ワルキューレ」は大関
これは、堂々の横綱、総統秘書ユンゲの手記もベースとなり映像化されたもの
冒頭と終いに実在のユンゲ女史のインタビューがあり、それを観て思い付いた落語の小噺が今回のタイトル 感想は三つ
①2時間半と長い、中身の映画部分はマアマア飽きさせずに観させていただける
②冒頭と終いに実在のユンゲ女史のインタビューがあり、こういうナマの映像は好きだ、80歳くらいで亡くなっているからその数年前のインタビューだろう
③大勢の人物が登場するが、自決は少なくみなさんその後を生きている
裁判にかけられ処刑された登場人物は二人
エンディングに登場人物のその後を紹介しており、これが一番気に入った
驚いたのは、映画の公開が2004年、キッチリ健在の方もいたこと
ナチスの犠牲になったユダヤ人は600万人
大戦で犠牲になった人は、5000万人
世の中には、兵器を造る軍需産業が実在している、耐用期間を過ぎ更新するだけでは兵器を消費できない