落語をライブで聴く

昨晩、小出郷文化会館小ホールで扇辰師匠と喬太郎師匠のニ人会を聴く

満員でした、小ホームでしたから
最前列8番の指定席、目の前です、両隣は男性、左は若い方笑いがチョイとオーバーアクションだが許す、右は私よりも高齢、たいして笑わない、わたしと同じ、気に入った、しかし中入りで姿を消したのは何故か意味不明、なんだよ、落語通じゃないのかよ、単純に面白くなくてトンズラか
正反対じゃん、オレと
その隣は女性のお連れさま、まあ、ファンなんでしょう、わかります、わかります
喬太郎師匠は予想した通り爆笑派落語で面白く、ライブで聴いた点が今回のポイント(初めてではありません)
日大商学部出身、アメリカンフットボールの話題を必ず出すなぁとは思っていたが、開口一番だった
「日大の内田です」
浦佐駅を何度か話題にした
彼の十八番は若者の淡い恋物語で笑わす「純情日記横浜編」、新作ものを話すと思ったら昨日は古典でしたね、喬太郎師匠、新作も古典も、どちらもやれるから実力派
扇辰師匠は初めてライブで聴く
地元長岡出身、扇橋の弟子
扇橋は好きでした、亡くなってしまいましたがいかにも噺家って感じで上手かった
その上独特の持ち味があった
何と言いましょうか、不可思議とでもいいましょうか、きつねに摘まれると言いましょうか、不条理といましょうか、そんな感じ
まさに一種独特なのです、そこが良かった
扇辰師匠、確実にその血筋を引いていることを実感した高座でした