くらし塾きんゆう塾 vol45 2018夏号

日本銀行が発行する広報誌、年4回季刊発行
毎回定形外封筒で送られてくる広報雑誌
カネをかけてるなあ、程度の認識
ペラペラとめくってみるだけで、じっくり記事を読んだこと無し(もったいないと言わないで)
今回このタイトル(行動経済学)に目を引かれ、同じ新潟県出身の方ということも気になり、学生時代に経済学をかじったこともあり読む
マクロ経済学、ミクロ経済学、新古典派経済学、ケインズ経済学、マルクス経済学、完全性定理、不完全経済学、計量経済学などなど経済学に関する言葉は多い
うちカジッたのは、新古典派経済学、ミクロ経済学
人間は賢く、効用を最大にするように経済行動をとる(「ウッソー」と思うが、そうした前提を置かないと論理展開できないので、まあまあ納得してよ、で話を先に進める)
よって、「価格」とは「限界費用である」と難しい高等数学を使い結論された
あのころ、そうかそうかと納得したのだった
公共経済学(政府による経済政策)は、費用ほどの効果が上がらない、不完全な経済であると結論された
完全を優先しない正に「公共」優先の経済学(それはそれで良いのだが・・)
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こうしたあの頃を思い出しながら読んだこの記事の感想はこうだ
①学び舎では、相当モデル化された状況の学問だったが、単純化された中にこそエッセンスはあった
②それをキチンと勉強したがためこうした応用的記事を楽しく読める ありがたい
③そうなんだ、人間の経済行動は人間の人生行動と同じく、必ずしも最善と思われる合理的選択をしないのだ